PROPOSE設立の目的

データワークサポートは、障がい者と就労困難者のための新しい働き方と労働環境の整備を目的に設立されました。

国のDX(デジタル化による新しいビジネスモデルへの転換)政策によって、中小企業でもデジタル化への対応が迫られ、その流れは加速化しています。私たちが進めているデータワークはすべてのデータがクラウド上で管理され、パソコンとインターネットに接続できる環境があれば、誰もがその仕事に参加できるという仕組みが整っています。

A型事業所の新しい働き方として取り組んだアノテ―ションや、MURC(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)様に支援をいただきながら進めている、パソコンによるデータワークが、A型事業所の利用者さんたちの適性に合っているのではないかという気づきから、A型事業所の新しい生産活動として、育成しようという研究チームが誕生しました。

研究機関や学術機関、行政など各方面のご支援をいただきながら始まったプロジェクトですが、今後、リモートワークでの分担作業の研究が進めば、A型事業所はもとより、高齢者や引きこもりの若者、また、子育てや介護で自由に働くことのできない主婦(主夫)の方の、就業も可能になると考えられます。

一方、データワークサポートの活動と相まって、A型、B型の事業所を運営する(株)はちのへ東奥朝日ソリューションでは、働く場の提供を重点政策として掲げ、「産業と福祉の連携」をスローガンに農福連携、水福連携、商福連携、工福連携、を進めています。障がい者の就労に理解ある経営者の方も多く、障がいを持つ人の社会参画への期待が高まるとともに、そのご支援にお応えできるように日々、体制づくりを進めています。