
2022年10月1日
就労継続支援A型事業所アレスコのA型利用者さんがデザイン
『atta』とは?
『atta』は、データワークの運営や作業時間の管理、質問やアンケートの回収など、これまでGoogleスプレッドシートやフォーム、Slackなどで行っていた情報のやり取りを1か所にまとめるためのプラットフォームです。
名称の「atta」はスウェーデン語で「8」を意味し、「はち」のへ東奥朝日ソリューションから始まったプロジェクトで使用されています。現地での発音は「オッタ」に近く、作業されるみなさんそれぞれに「あった」仕事をしていただくためのプラットフォームになるよう、という意味も込められています。
データワークサポートでは案件管理や事業所の管理、質問・アンケートの管理を、各事業所ではアサイン管理や作業時間の確認を、またデータワークを行う方には作業時間の記録や質問、アンケート等を、このプラットフォーム上で行えるようになります。
ロゴマーク制作について
ロゴ制作は、就労継続支援A型事業所アレスコのA型利用者さん8名にお願いしました。それぞれロゴタイプとマークを2案ずつ考えていただき、手書きで書いていただいたものの中から、2名の利用者さんがAdobe Illustratorを用いて仕上げを行いました。
作業時間内で、それぞれ自由に作成していただき、元デザイナーの指導員がサポートしながら、最終的に8案に絞り込みました。その後、クライアントに8案を提出し、最終案が選定されました。
完成したロゴは、指導員によりログイン画面のデザインにも反映され、現在使用されています。
共創から生まれたデザインの力
利用者さんの個性とアイデアが活かされたロゴ制作のプロセスは、支援現場での実践が形となった一例といえます。完成したロゴは、今後『atta』のビジュアルアイデンティティとしてさまざまな場面で使用されていきます。
