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2025年9月1日
8月27日から29日にかけて、社会福祉法人「太陽の家」(大分県別府市)のご担当者が、一般社団法人データワークサポート(DWS)を訪問されました。
太陽の家は、オムロンやソニー、ホンダ、三菱商事などと共同出資会社をつくり、多くの障がいのある社員が働いています。また、さまざまな企業の協力を得て電子部品組立などの就労支援を行うA型事業所や、タブレット初期化やデザイン制作、画像アノテーションといった情報処理業務に取り組むB型事業所を運営する、日本でも先駆的な社会福祉法人です。
今回の訪問では、従来の「ものづくり」から「データワーク」へと活動領域を広げる可能性について、具体的な意見交換が行われました。
太陽の家では、大学との連携による画像アノテーションやデータ入力などを一部実践しており、今後はより多様なデータワークに挑戦する意欲を示されています。
一方で、障がいのある人の高齢化や、職員の確保・定着といった課題も共有されました。
また、太陽の家が力を入れているeスポーツによるコミュニケーション支援や、観光部門を通じた国内外への発信といった取り組みも紹介されました。訪問の目的は、DWSとの協業の可能性を探り、福祉分野における新しい就労機会としての「データワーク」の導入に向けた展望を描くことにあります。
データワークサポートとしても、地域や社会福祉法人が抱える現場のリアルな声に触れることで、今後の連携・支援の在り方を考える貴重な機会となりました。今後も「誰もがデータで働ける社会」を実現するため、パートナーシップを広げてまいります。
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